冬の山裾を彩る雪の華の饗宴、大関嶺雪の花祭り 旅行記
はじめに
冬の息吹が真っ先に降りてくる大関嶺は、雪が降るほどにいっそう静かで深みを増す場所です。雪原が山裾をゆっくり覆い始めるころ、その白い風景をそのまま写し取ったような大関嶺雪の花祭りが幕を開けます。いまはまだ雪を待つ気持ちで、間もなく始まる雪の華の季節をひと足早く思い描いてみました。
目次
ガイド
- 行事名 : 大関嶺雪の花祭り
- 期間 : 2026年2月13日(金) ~ 2月22日(日)
- 営業時間 : 10:00 ~ 17:00
- 場所 : 江原特別自治道 平昌郡 大関嶺路 135-9 (大関嶺面) 大関嶺面 松川一帯
- 利用料金 : 有料(詳しい料金はホームページ参照)
- 主催 : 大関嶺面祭り委員会
- 問い合わせ : 033-335-3995(大関嶺面祭り委員会)
- 公式ホームページ : http://www.snowfestival.net
- 10:00 祭り会場に入場後、メイン広場で大型雪像と超大型スノートンネルを見て回りながら、全体の動線をイメージします。
- 11:00 雪原の間を歩く散策路に沿って、雪・氷の彫刻展示エリアをゆっくり巡り、フォトスポットをチェックします。
- 12:30 地元の伝統グルメや屋外グリルコーナーで軽く昼食を済ませ、体を温めます。
- 14:00 子ども用そり、スノーチューブ、氷のすべり台など、雪遊び体験ゾーンで家族や友人と一緒に遊びます。
- 15:30 ヌンドンイをテーマにしたウィンタースポーツ体験ゾーンで、写真撮影や体験プログラムを楽しみます。
- 17:00 以降 日が傾くころ再び雪像エリアを訪れ、夜のライトアップに照らされた変わりゆく雪景色を写真に収めます。
夜のライトアップ鑑賞を予定している場合は、昼と夜の2回に分けてコースを組んでみてください。
大関嶺雪の花祭りは1993年に始まり、30年以上の歴史を持つ、韓国を代表する冬の祭りです。「韓国の冬の中心」と呼ばれる大関嶺で、冬の閑散期を乗り越え、地域経済と住民の融和を図るために誕生し、今では多くの観光客が訪れる江原道の冬景色そのものとして定着しました。
祭りのテーマは「冬季のホープ・ヌンドンイのナショナルチーム成長記」です。2018平昌冬季オリンピックを見てスポーツの代表選手を夢見た平昌のマスコット「ヌンドンイ」が、2026ミラノオリンピックの代表選手へと成長していく旅路を、超大型の雪像と氷像を通して出会うことができます。雪原のあちこちに設けられたウィンタースポーツ体験ゾーンやそり・雪遊び広場など、体験型プログラムも加わり、雪と氷を思いきり楽しみながら、冬の情緒を全身で感じさせてくれます。
プログラム案内
雪原の上にそびえる超大型雪像とスノートンネルは、大関嶺雪の花祭りを象徴する空間です。ヌンドンイの成長ストーリーをはじめ、冬やスポーツをモチーフにした造形物の間を歩きながら、まるで雪でできた野外美術館を散策しているような体験ができます。
さまざまな大きさ・形の雪・氷の彫刻が会場全体に展示され、雪原全体が一つのギャラリーのように演出されます。作品の間をゆっくり歩きながら、光と影が織りなす繊細な冬の表情を、間近で味わえます。
子ども用そりとスノーチューブが用意されており、子どもはもちろん大人も童心に返って雪原を思いきり滑ることができます。なだらかな斜面とスタッフの安全管理で、特に家族連れに人気のプログラムです。
冷たい氷で作られたすべり台と氷の遊び場では、冬ならではの遊びが繰り広げられます。氷の上を滑る音と笑い声が重なり合い、会場のにぎやかな雰囲気をいっそう盛り上げます.
子どもたちが思いきり走り回れる雪遊び広場や、大型雪像のフォトスポットがあちこちに設けられています。雪だるまを作ったり雪合戦をしたり、ヌンドンイと一緒に写真を撮るのにもぴったりの空間です。
黄柄山の雪原を背景にしたイノシシ氷鬼ごっこなどの遊びプログラムや、新年を祝う民俗遊びが用意されています。伝統と遊びが融合した体験で、大人には懐かしさを、子どもには新しい冬の思い出を届けます。
会場の一角には、屋外グリルコーナーと地元の伝統グルメを楽しめるスペースが設けられます。温かい料理と灯りに囲まれて冷えた体を温めながら一息つける、冬の祭りの小さな休憩スポットのような場所です。
日が沈むと、雪原と雪・氷の彫刻にライトアップが灯り、また違った表情の冬景色が広がります。雪の華が光をまとってきらめく光景は、写真に収めるのにも、目に焼き付けておくのにも絶好の瞬間です。
会場を訪れる際は、帽子・手袋・防寒靴など、暖かい冬の服装を必ず準備しましょう。特に雪原の上を長く歩くことになるので、重ね着しやすい服を持っていくと体温維持に役立ちます。
雪と氷の彫刻、雪景色が多い分、滑り止め機能のある靴がおすすめです。雪の上を歩いたり氷の路面を通る際、足首をしっかり支えてくれる靴なら、より安心して祭りを楽しめます。
ライトアップされた雪景色を写真に収めたいなら、照明が点灯する時間以降に余裕をもって到着し、まず構図を下見しておくとよいでしょう。事前に一度見てから、改めて狙いのポイントに戻ると、人に遮られない写真が撮りやすくなります。
ライトアップ撮影を予定している場合は、日没前にフォトスポットをあらかじめチェックしておくと便利です。
冷たい雪原で長く過ごす予定なら、カイロやマフラーなど防寒グッズをぜひ用意してください。
訪問(予定)感想
今日は2025年12月26日です。大関嶺雪の花祭りは2026年2月13日から2月22日までですので、まだ祭りを前にした時点です。そこで私は「まもなく始まる祭りを前に胸が高鳴る」という気持ちで、この文章を書き始めようと思います。
大関嶺の冬が深まるころ、雪の花祭りが開かれる会場のホームページによると、雪の花祭りは来る2026年2月13日から22日まで、江原道平昌郡大関嶺で開催される予定です。主催は大関嶺雪の花祭り委員会で、平昌郡と平昌観光文化財団が後援するとあり、地域の手が行き届いた祭りであることが感じられます。
今回の祭りでは、雪と氷で作られた彫刻展示、そり遊びや氷遊びなどの体験プログラムなど、老若男女問わず楽しめるコンテンツが準備されているとのことです。公式サイトのプログラム欄に体験や遊びのゾーンが強調されているのを見ると、訪れる人が直接、冬の感触、冷たい雪玉ひとつと氷の上を滑る音を全身で感じられるように企画されたようです。
そして、会場周辺の風景もとても楽しみです。大関嶺羊牧場、三養牧場、空牧場など、自然とほどよく共存した、手つかずに近い冬の風景が、祭りの一部になる気がします。澄んだ空気の中で雪の輝きが砕け散る瞬間、雪原を踏むつま先の冷たさも、むしろ記憶の中で甘い温もりを添えてくれそうです。
やがて祭り会場に立ち、空を舞う白い雪片を見上げ、日差しの下でかすかに舞う雪の結晶を指先で感じながら、温かい焼き栗一つに静けさの中のときめきを閉じ込めて持ち帰りたいと思います。冬の空気の中で息が白い霧のように立ちのぼるその時間を、一緒に待ってみるのもいいかもしれません。
宿泊おすすめ
会場は大関嶺面の中心部に位置しており、近隣の宿と組み合わせて1泊2日の日程で楽しむのに最適です。徒歩または車で10分前後で移動できる宿が多く、雪の降る夕方まで祭りを満喫してから、ゆっくり戻って休むのにちょうどよいロケーションです。
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 松田1キル 20
会場からほど近いペンションタイプの宿で、家族・友人同士の滞在に適した造りです。
繁忙期は週末の予約が早く埋まる傾向があるので、日程が決まったら早めに予約するのがおすすめです。
距離: 0.9km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 松田1キル 32
静かな住宅街近くに建つペンションで、落ち着いた雰囲気の中で祭りの余韻を楽しめます。
雪の日は進入路がやや滑りやすくなることがあるため、車利用の場合は時間に余裕をもって移動すると安心です。
距離: 1.0km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 京江路 5413
大関嶺の爽快な眺望を楽しめるペンションタイプの宿で、雪景色を眺めながら滞在するのに最適です。
車で向かう場合、勾配のある区間があるため、降雪時は冬用タイヤ装着と安全運転をおすすめします。
距離: 1.2km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 京江路 5425-12
大関嶺の旧道近くにあるこぢんまりとしたペンションで、山裾を歩きながら冬の散策を楽しめます。
チェックイン前後に周辺の遊歩道も一緒に歩けば、祭りと自然の風景を一度に満喫できます。
距離: 1.3km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 三賢洞1キル 10-17
周囲が静かで、夜にはいっそうしんとした大関嶺の冬の夜気を感じられるペンションです。
自家用車利用の場合は、駐車の可否を事前に確認しておくと、ゆとりを持って移動できます。
距離: 1.5km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 カシモリキル 52-7
静かな山裾に建ち、雪景色を眺めながら滞在できる宿です。
市街地からはやや離れているため、静かな休息を求める旅行者に特に向いています。
距離: 3.4km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 オリンピック路 715
リゾート型の大型宿泊施設で、スキー・観光・祭りをあわせて楽しむ拠点に最適です。
繁忙期には客室や付帯施設の利用が混み合うことがあるため、事前予約と時間帯の調整をおすすめします。
距離: 4.2km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 オリンピック路 1012
市街地から少し離れた場所にあり、静かな自然の中で冬の夜を過ごすのにぴったりのペンションです。
ほぼ車移動が必須のため、降雪の予報がある際は事前に道路状況を確認しておくと安心です。
距離: 6.9km
降雪予報がある場合、車利用の際はチェーンや冬用タイヤを事前にチェックしておくと安心です。
グルメ & カフェ
冷たい風の中で雪祭りを楽しんでいると、温かいスープ一杯、熱いお茶一杯がいっそう恋しくなります。会場から近いエリアを中心に、食事や軽いおやつをとれるお店をまとめました。
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 江辺キル 87
炭火の香りが生きたタッカルビとそばマッククスを一緒に楽しめるお店です。
祭りの後の早めの夕食時間帯はやや混み合うことがあるため、可能であれば昼食や中途半端な時間帯を狙うのも良いでしょう。
距離: 0.4km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 大関嶺路 92
大関嶺の市街地で気軽に一食を済ませられる韓国料理店です。
駐車状況や席の空き具合は時間帯によって変わるため、繁忙期にはやや早めの時間に訪れるとゆとりがあります。
距離: 0.4km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 大関嶺路 193-8
大関嶺路沿いに位置する食堂で、車での移動時にアクセスしやすい立地です。
祭りの前後に立ち寄りやすい場所にあり、移動時間に余裕を持たせてゆっくり食事を楽しむのに向いています。
距離: 0.6km
江原特別自治道 平昌郡 オリンピック路 62-3
オリンピック路近くに位置し、周辺のスキー場や観光地とあわせて訪れやすいお店です。
周辺道路がやや混雑することがあるため、車での移動時には駐車スペースを事前に確認しておくと安心です。
距離: 0.9km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 京江路 5193
江原道を代表する郷土料理、カムジャオンシミを味わえるお店です。
冷えた一日の締めくくりに、温かいスープが恋しくなったときに立ち寄るのにぴったりです。
距離: 1.3km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 オリンピック路 715
本と一緒に温かいドリンクを楽しめるブックカフェで、ひと息つくのにぴったりの空間です。
スキー場やリゾートとあわせて立ち寄りやすいので、余裕のあるスケジュールで組み合わせてみてください。
距離: 2.4km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 大関嶺マル路 365-12
大関嶺の牧場風景に溶け込む、異国情緒あふれるダイニングスペースです。
周辺観光とあわせて、ゆっくり食事を楽しみたいときに行程に組み込むのがおすすめです。
距離: 3.1km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 万果峰キル 58
そばマッククスを中心に、江原道スタイルの食事を楽しめるお店です。
会場からはやや離れているため、自家用車利用時に周辺観光とあわせてコースに組み込むと効率的です。
距離: 9.8km
温かいスープ料理は、屋外活動後の体温回復に役立ちます。
周辺観光地
大関嶺雪の花祭りとともに近くの観光地を巡れば、一日の行程がさらに充実します。車を利用して近場の体験施設や展望ポイントを組み合わせて回ると、雪の花祭りの感動が大関嶺の冬景色へと自然に広がっていきます。
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 コッパッヤンジキル 174
大関嶺の風と牧場の風景の中で、チーズ作りなどの体験を楽しめる施設です。
営業時間や体験プログラムは季節によって異なる場合があるため、訪問前の事前確認をおすすめします。
距離: 1.7km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 京江路 5107
雪に覆われた季節には、特におとぎ話のような風景を見せてくれる小さな教会です。
静かな雰囲気を守るため、訪問の際は周囲に配慮し、短く写真を撮ってから過ごす時間を持つことをおすすめします。
距離: 2.1km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 オリンピック路 715
アルパカとのふれあい体験を通じて、子どもたちと楽しい時間を過ごせる牧場です。
天候によって動物とのふれあい時間が変わることがあるので、訪問前に運営情報を確認しておくと安心です。
距離: 2.4km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 オリンピック路 715
ガラス展望台から、大関嶺一帯の雪景色を一望できるビュースポットです。
冬季は風が強く気温が低いため、厚手のコートと手袋を必ず用意してください。
距離: 2.4km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 ガルゴルキル 33-5
高冷地野菜と餃子をテーマに、体験と食事を一緒に楽しめる施設です。
雪の日は周辺道路が滑りやすくなることがあるため、車移動の際はスピードを落とし、時間に余裕を持って運転してください。
距離: 2.6km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 スポーツパークキル 135
大関嶺と韓国のスキーの歴史の流れを一度に知ることができる展示施設です。
屋内展示スペースなので、降雪が多い日に屋外活動の時間を調整しながら見学するのに適しています。
距離: 2.8km
江原特別自治道 平昌郡 大関嶺面 スポーツパーク1キル 50
森の小径を歩くのにぴったりのヒーリングスポットで、雪の積もった遊歩道が印象的な場所です。
雪が深く積もった日には、トレッキングシューズや防水機能のある靴を準備すると、散策がぐっと快適になります。
距離: 2.9km
江原特別自治道 江陵市 アンバンデギ1キル 203
高冷地野菜畑と広々とした風景を楽しめる観光農園で、ドライブコースとしても人気です。
大関嶺からはやや距離があるため、半日ほど余裕を見て移動する行程をおすすめします。
距離: 7.5km
屋内展示と屋外散策コースをバランスよく組み合わせると、体力的な負担を抑えられます。
アクセス
公共交通機関 — 会場までの公共交通情報は、公式ホームページおよび地図サービスで随時更新されているため、訪問前に路線と時刻表を必ず確認してください。平昌・大関嶺方面の市外バスと、現地の路線バスを乗り継ぐのが一般的なアクセス方法です。
自家用車 — ナビゲーションの目的地を「江原特別自治道 平昌郡 大関嶺路 135-9」に設定すると、会場近くまで案内してくれます。雪や氷が多い冬季は道路が滑りやすくなることがあるので、出発前にタイヤやチェーンなど車両の安全状態を点検し、時間に余裕をもって移動するのがおすすめです。
江原の山岳地域特性上、天候の変化が早いので、出発当日に改めて天気予報を確認してください。
おわりに
「冬の心臓部」とも呼ばれる大関嶺で開かれる大関嶺雪の花祭りは、雪原と雪・氷の彫刻が織りなす、一篇の冬の物語のような時間です。超大型雪像とスノートンネル、そり遊びや氷の遊び場、そしてライトアップに照らされてきらめく雪景色が加わり、雪の季節を全身で味わわせてくれます。
間もなく雪の華に染まる会場を思い描きながら、日程や動線を前もって考える時間そのものが、一つのときめきになります。十分な防寒対策と、ゆとりある心構えを持って大関嶺を訪れれば、冷たい空気の中でも長く温かく心に残る冬の旅となることでしょう。




